『な…なにすんのっ!?』
『…なにが?』
『だっだからさっきの!!///』
自分でも噛みすぎだと思う
でもこんなの初めてでどうしたらいいか分かんない…
『…〜///』
さっきのことを思い出しただけでヤだ…
あんな屈辱的なことないよ…
必死に顔を触って冷やそうとするけど逆効果
あの時の会長の顔がよみがえってくる
『別に?』
『なっ!?』
『はは!!たこ♪』
『ちょっ!!///』
あたしの顔に指をさして爆笑しはじめる会長
その笑顔は今日見た前田くんより輝いてて
一瞬動揺して押し黙っちゃったけど、もう一度文句を言おうとしたとき
まだ笑いながらも歩きだす会長
その手には…あたしの手
…ずるい…///
手なんか握られたら恥ずかしくてなにも反抗できないじゃん
本当は振り払うこともできた、
だけど…少しこのままでもいいかなって…
ちょっとだけ思ってしまったんだ
初めて男の子に握られた手は赤く熱を帯びていて
あたしは右手を会長にあずけたまま赤い顔を隠しつつ
会長についていく
周りからの視線がはんぱない
ほとんどが会長に注がれる視線で
見てる人は口々に『かっこよくない?』とか言ってる
分かってるよ。そんなこと
あたしはあたしの手をひぱってる人を悔しそうに眺めた
やっぱり頬は熱くなっていて恥ずかしさもあるけど…
会長と一緒に堂々と歩く。これが楽しくて
会長はそんなあたしの視線に気づいたのか少し笑って振り返った
『どうした?』
『…べ、べつに!?』
恥ずかしいさのあまりプンッと顔を横に背けてしまう
ふてくせれてるあたしを会長はわざわざ止まって見てる



