私の敵はチビ会長








一通りあたしのことを無視して手を振り終えると


野次馬の道なき道をあたしの手をひっぱりながら進みだした




『はい、どいて』

『ちょっ!?会長?』

『…なに?』

『助けてくれたのは嬉しいけど…あたしお客が…』



前だけを見据えてる会長に悪い気がしてモジモジしながら言う



遠慮がちに下を向いてるあたしのほうに向き直った会長


真剣そうな目であたしを見た




『客って…さっきの奴ら?』

『はぁっ!?違う!!なんか誰かがあたしを呼んでるみたい』

『…知らない奴?』



おかしなことを言う会長をあたしは首を傾げて見つめる


会長は心配そうで、でも少し怒ってるぽい…



いつもみたいに笑える状況じゃないと察したあたしは素直に会長に連れられ廊下に出た



まだ握られてる腕




やっぱり熱い…