私の敵はチビ会長













<恭哉>




生徒会室をでたら


沙織と偶然再会した



あいつは久しぶりにみたけど変わった



なんつうか…

ギャルっぽくなったというか…



苦手タイプになった。




だけど内面は変わってないみたいでちょっと安心…




沙織と話てたら、近くの女が沙織に話かけてきた


誰…?



仲よさげに話てるところを見ると友達?



時々俺を睨みながら


恥ずかしそうに俯いて話てる




…なんで俺睨まれてんの?


意味が分からなくて首をかしげる






『誰~?その子』



おい…!!

いきなり割って入んなよ…


呆れて見る




『あっ、えっとね~私の…』



友達だろ?


沙織が言い終わらないうちにちがう声が重なってきた





『親友です!!』










『プッ…』




俺は口に手をやって笑いが零れるのをなんとか防いだ



あーやば…!!


危うく笑うとこだった…。




なんなんだよ。このタイミング…


静けさとマッチしすぎなんだよ!!



芸人がスベったときの笑いみたいな…