この後、俺らはカレーとタコライスを作った。 まあ、アイツが教えてくれたけど。 一々、反応は煩かったけど、何故かそこに楽しんでる俺が居た。 料理はおいしく出来あがっていた。 翔は喜んで、アイツに抱きついていたし。 俺はその分苛々が募って来て、最終的には、最初に帰っちまったし。 アイツは帰り際言った。 『颯太! アタシの事ちゃんと名前で呼んでよね!!』 だってさ。 まあ、アイツなら呼んでやってもいいのかもしれない。 “沙希” そう、呼んでみても、 いいのかもしれない…。