「あちらは本気のようですね。」

「こちらも負けはせぬ。

私の本気を見せてやろうではないか。」


「私と幸大の愛のチームワークの見せ所ね。」


「愛かどうかは置いといて、付き合いはミレニアム単位だからな。」


「行くわよ!」

バシーンッ、

「いきなりサーブで狙いにきましたね。」

ポーンッ、

叶がレシーブする。

「よっ、と。」

幸大のトス。

「私が行こう!」


バシッ、

風牙のアタック。


「水の中じゃ上手く動けないし、ジャンプもしにくいわね。」

ポーンッ、

椿のレシーブ。


「えっ?こっちですか?」

スカッ、

楓のトス。が、手の間をすり抜ける。

ポーンッ、

「ひゃっ!」

楓の胸がトスを上げた。


「恐ろしいほどの弾力ね。」


「いっくよー!」

バリッ、

バシュンッ、


「それはマズイだろ!」

バシンッ、

「こちらも能力を使えば問題ないんじゃないかしら?」


ポーンッ、

常盤のトス。


「承知した!」


ゴウッ、

バシュンッ、

風牙のアタック。


「僕のスピードには勝てないよ!」

バシンッ、

ライカのレシーブ。

「痛〜!」

「雷人間なら平気だと思いますよ?」

叶のツッコミ。