「んなこと聞いてもどうするんだ?」

「1番、

女性に甘える。」

「さっきの女性のタイプと同じ番号なのか?」

「2番、

女性を甘えさせる。」


「最初の質問と選択肢考えた奴の番号が同じじゃないのか?」


「3番、

一緒に遊ぶ。」


「一人称が僕なだけあって子供染みてるな。」


「4番、

自分のダメな所を少しだけ叱って、その後いっぱい優しくする。」


「ビスマルクのアメとムチ政策!?」


「5番、

そっけない振りをしながら、少し照れながら、なんやかんやで優しくする。」


「4番、5番は少しマイナーじゃないか?」


「6番、

互いにしたいことを言い、二人が満足できることをする。」


「最後が1番無難だなぁ、おい!」



「さて、これは必ず選んでください。」


「ここで選んだ選択肢で俺のルートが決まる気がするんだが?」


「大丈夫ですよ。

HappyエンドかBADエンドかは貴方しだいですから。」


カタッ、

物音がする。


しかし、周りには気配すら無い。

「ふ〜ん。

じゃあ答えるかな。

とは言え、口にするのは恥ずかしいから空中に書くぜ?」

カタッ、カタッ、


襖が少し動く。