「次が最後です。」

「早くしろ。」

「6番、

才色兼備でリーダー的な能力を持ち、仲間思いな元気な少女。


さぁ、どれですか?」


「この選択肢考えた奴ら全員を説教したいんだが?」

「何番ですか?」

「………。」

何か良い解答を捜す。

「何番ですか?」

「答えてやろう。

そういうのは実際に会って互いのことを知らないとダメだろ。

言葉で表すと同じ言い方になる人が複数いても、よく知るとまったく違う。


だから、こんな選択肢だけでは選べない!」


「そのやり切った感の溢れる姿が眩しいですね。」


「だが、安心しろ。

6番はありえない。


もし俺の周りにいたらお前にくれてやる。」


「………。


では、次の質問です。」


「まだあんのかよ!」


「次も選択肢を用意しています。」

「マジで選択肢考えた奴ら全員をシバきたい。」


「とある女性と二人きりで過ごす場合、貴方は女性にたいしてどう接しますか」