「私も続くとするか。」

ヒュッ、

「僕もやろうかな。」

バチッ、

風牙とライカも応戦を始める。


「私達も行きましょう?」


「そうだな、今日の気分は槍だな。


『破魔の紅き槍、ガ・ジャルク』
『治癒不能の槍、ガ・ボー』」


大小二つの槍を取り出す。



悪魔が襲い掛かる。

ガキィンッ、


圭吾がガードする。


「サンキュー!」

ダンッ、

幸大は高く飛び上がる。


「オオオオォォォオ」

悪魔が魔法を放つ。


大小二つの内、紅く大きい槍、ガ・ジャルクを魔法に向かい突き立てる。


バシュウッ、

「ガ・ジャルクは魔法を打ち破る槍だ。

お前の攻撃は効かない。


そして、喰らえ!」


ザシュッ、

悪魔の左目にガ・ボーを突き刺して引き抜く。

悪魔に血は流れてなく、穴が空いただけだった。


左目が回復しない。


「ガ・ボーに付けられた傷は回復しない。

常識だろ?もちろん、神には効かないらしいがな。」



バチチッ、


「僕も行きましょう。

千歳の輩ら、雷切!」


ザシュッ、


『「燃え盛れ!炎の矢、」
「明王大呪、業火!」』

楓と椿の合体技が繰り出される。
「風刺!」

風牙が高速で突きを無数に繰り出す。


「雷鳥!」

鳥を模った雷が複数悪魔を襲う。

「悪しき光を穿て、丹弓!」

悪魔の右目を貫く。