「それで、私達はこれから何処に行くのですか?」
叶が尋ねる。
「今から、敵の本拠地に乗り込む。」
「本拠地?」
「俺達が今いる空間は、
敵の本拠地と俺達がいる世界の間にある場所だと考えてもらうと分かりやすい。
つまり、今、俺達は元の世界に戻ることも、敵の本拠地に乗り込むこともできる。
元の世界に戻る方法はいくつかあるが、敵の本拠地に行く方法はこれしかない。」
「ここから元の世界に戻れるならば、私達が過去に行く必要はあったのですか?」
叶が尋ねる。
「私の力は時空間の座標があわないと使えないの。
つまり、この空間は今、何時の時代に繋がってるか、それが解らないと使えないの。
そして、今は、過去の私が扉をあけた時に現在の時空間を把握したの。」
「ですが、僕たちがここに入った後、扉を閉じましたよ?」
圭吾が言う。
「扉を開閉するのは、時空間を縛ることには関係ないの。
私はこの空間を過去の私が扉をあけた時間に縛り付けてるの。」
「常盤さんってすごい能力をお持ちなんですね。」
楓が賞賛する。
「時を分かつ姫。
私は過去に数回、この力で過って人を殺してしまったの。
私は名前がなかったの。
生まれた時に母を、時空間に入れてしまったから。」
叶が尋ねる。
「今から、敵の本拠地に乗り込む。」
「本拠地?」
「俺達が今いる空間は、
敵の本拠地と俺達がいる世界の間にある場所だと考えてもらうと分かりやすい。
つまり、今、俺達は元の世界に戻ることも、敵の本拠地に乗り込むこともできる。
元の世界に戻る方法はいくつかあるが、敵の本拠地に行く方法はこれしかない。」
「ここから元の世界に戻れるならば、私達が過去に行く必要はあったのですか?」
叶が尋ねる。
「私の力は時空間の座標があわないと使えないの。
つまり、この空間は今、何時の時代に繋がってるか、それが解らないと使えないの。
そして、今は、過去の私が扉をあけた時に現在の時空間を把握したの。」
「ですが、僕たちがここに入った後、扉を閉じましたよ?」
圭吾が言う。
「扉を開閉するのは、時空間を縛ることには関係ないの。
私はこの空間を過去の私が扉をあけた時間に縛り付けてるの。」
「常盤さんってすごい能力をお持ちなんですね。」
楓が賞賛する。
「時を分かつ姫。
私は過去に数回、この力で過って人を殺してしまったの。
私は名前がなかったの。
生まれた時に母を、時空間に入れてしまったから。」

