「全員集まったか?」

「授業をサボって修行って。」

「確かに、生徒会としては問題がありますね。」

「だが、今さら文句も言ってられない、ということなのであろう?」


「そうだ。

だから、助っ人も何人か連れてきた。」

二人の男性が現れる。

「俺の知り合いで、能力者だ。

名前は、ニックネームで呼んでやってくれ。」


「ニックネームは雷神だ。」

「俺のニックネームは風神だ。」

「こいつらは仲があまり良くない。


ライカは雷神、風牙は風神だ。


2人とも、頼むぞ。」

「ああ。」

「任せな。」



「それから、菅原と二ノ宮だ。」

「どうも。」

「初めまして。」


「二人には、叶と楓の修行に付き合って欲しい。」

「わかりました。」

「お任せください。」

「椿には常盤。

圭吾には俺からの助言と、浅黄。」


「かくまってもらった分と、脱獄の件で借りがあるからな。」

「じゃあ、それぞれ始めてくれ。」



「圭吾には、俺からのアドバイスだ。

ノストラダムスの予言って知ってるな?」

「遥か昔にいた予言者ですね。

予言は当たらなかったとか。」