「本当やっとだよ。めちゃくちゃ待ったもんなー。」




人数は6人…‥7人??




「でも、待ったかいはあったな。綺麗な歌声だったしよ。」





なんか一方的にめちゃめちゃ喋られてる。




私まだ一度も喋ってない…。





「おい。あんたたちが喋り続けてるせいで彼女はまだ一言も話していない。」






「‥あなた達は誰??」




「その前に、その笠とってもらえますか?貴女からも、私たちの姿見えていないでしょう。」



私は言われた通りに笠を取って横におき、彼らを見るため顔を上げる。






((…‥っ//))






彼らが目を見開き、顔を赤くしているのにも気にとめず、その姿を見ていた。







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