おじさんの家は本当にすぐの所で、あっというまについた。



中に入るとおじさんに似た、優しい顔のおばさんがいて「いらっしゃい。狭いとこだけど、自分の家だと思って。」と笑顔で受け入れてくれた。






ここに飛ばされて本当にやっていけるのかと、正直不安ばかりだったから、おじさんとおばさんの言葉が嬉しすぎて泣きそう。








それから私はおばさんに部屋に案内してもらった。


そして、おばさんは私に着物を着せてくれた。


着物を着たことがないから、着方が分からない私は着させて貰うしかなくて、申し訳なく思っていた。




「娘ができたみたいで嬉しいわ。だからそんなに気にしないで。」




顔にでてたみたいで、私をみながらにっこりと微笑んでそう声をかけてくれた。







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