契りの歌





「そうかい。
なら、それお嬢ちゃんにあげるよ。」



「え?いいんですか??」



「ああ。暫く店に置いといた物なんだが、誰も買っていってはくれなくてね。
お嬢ちゃんが見つけてくれたのも何かの縁だ。
貰ってやってくれるかい?」



「…はい。ありがとうございますっ。」




嬉しくて満面の笑顔で答えると、ご主人もそんなに喜んでもらえて嬉しいよと笑顔だった。






もう一度お礼を言ってお店を出ようとした時「ちょっと待って、その鈴紐を通せる所があるだろ?この紐も一緒に持っていきな。」とご主人から紐まで貰ってしまった。






あ、これでゆきちゃんにつけてあげられるっ。






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