「帰りに花音が世話んなってたつう甘味処寄ってくか?
ちょうど屯所へ帰る途中の所だし俺らがいきなりお前を連れてっちまったから、心配してんだろ。
総司が行こうとしていたのも甘味処だし、ちょうどいいだろ。」
「え、いいんですか?」
「勿論ですよ。甘味もたべられますし。」
「ありがとうございます。
それじゃあ、お願いします。」
土方さんの提案で帰りにおじさんとおばさんの所へ寄れることになった。
いきなり新選組の屯所に連れて行かれてから、一度も会いに行っていないので、心配をかけてしまっているかもしれない。
元気だっていう姿をちゃんと見てもらおう。
「じゃ、さっさと他の用事済ますぞ。」
*

