確かに聞こえる。 女の透き通るような声が。 だが、この歌声に俺達は聞き覚えがあった。 総司、原田、山崎とその時にいた奴らは分かったようだ。 これは歌姫の、花音の歌声だ。 しかし、今は聞き惚れている場合ではない。 俺達はすぐに隊士達のことについて話し出した。 すると、治療に戻っていた山崎が突然驚きの声を上げた。 *