はぁ、はぁ、 無事、何事もなく屯所に戻ることができた。 「ゆきちゃん、またね。」 門の所でゆきに小声で別れを告げ、音をたてないように自室へと戻った。 あれ? 隣の部屋、まだ灯りついてる。 土方さん、こんな時間まで仕事してるんだ…。 そんな事を思いながら、部屋の中へと入り眠りについた。 *