桜日記―幕末伝―

みんなに責められて、晋作は部屋の隅で小さくなっている。

そんな時、扉がガチャンッと開いて、慌てた様子の男の子が入ってきた。

「うわ~!寝坊した!
あの時の女の子、もう部屋に戻っちゃった!?」

あれ?
まだ仲間がいたんだ?

「佐助、落ち着くんだ。
彼女はそこにいるじゃないか」

武内さんが呆れたように言った。

佐助と呼ばれた男の子は、えっ?どこに?と言うように辺りをキョロキョロ見回した。

ぷっ……可愛い……!!

私はつい、吹き出してしまった。