桜日記―幕末伝―

晋作が一人で梓の事を考えている頃―。

梓たちは松原の部屋にいた。

私…迷惑…だよね……。

なんだか気まずくて、私は黙ったままだった。

「梓ちゃん!!私とお話しようよ!!」

松原さんは何度も話しかけてきてくれる。

とうとう堪えきれなくなった私は、

「なんで……なんで、松原さんは、私に話しかけてくれるの?
みんな忙しくて、私にかまっあげられるような暇なんてないんでしょ?」

と尋ねた。

私のせいでみんなに迷惑をかけるのなら、一人で部屋にこもっていた方が、こっちも気楽なのに―。