桜日記―幕末伝―

そ~っと晋作のそばから離れようとしたが、がしっと腕をつかまれた。

「あ……あら、兄上。
お目覚めは、い……いかがですか?」

私はどもりながら起きた晋作に尋ねた。

「愛する妹のおかげでいい目覚めだったよ」

こっ……こわ~!!
晋作の後ろから黒いオーラが出てるよ!!

とりあえず、晋作に謝ろう!!

「ごっごめん、晋作!!
なかなか起きないからちょっ痛めつけてやったら起きるだろうって思って……!!」

晋作はフフッと笑うと…

「どこがちょっとだぁ~!!完璧に俺の腹に入ってただろぉぉがぁぁ~!!」

と怒鳴った。