「んじゃ、お母さんいってきます~」
「気をつけなさいよ!もう~ごめんね雅君、燐のことよろしくね」
「はい。わかりました」
「雅君はほんっと優しいわね~雅君みたいな人が燐をもらってくれると嬉しいんだけどね~」
「もうお母さんいいってば」
「燐、遅れるよ」
「あら、もうこんな時間だわ。じゃあ、いってらっしゃい♪」



ガチャッ



お母さんはそう言い残して家の中に入っていった…







「雅兄ほんとごめんね!お母さんのことは気にしないでね」
「あははっ、いつ来ても燐の家は、おもしろいね~」
「どうも」