Best Friend〜丘の上の約束〜



「……あぁ」


良かった理解してくれたみたい


「じゃぁ行くぞ」


………え?


「何だよ、同じ学校」


制服の紋章を指差す


なるほど……川原に寝ていた人は
私が行く学校の生徒だったらしい

逆光で気付かなかったよ!


「道案内よろしくお願いします」



逆光に負けじと目を無理やり
開いてその人を見た


「了解!」


そう言って少し笑うその人に
どこか懐かしさを感じた