『お!星おはよう!朝ごはん作ってるからママと食べろよ』
隼人がキッチンでバタバタと朝食を作り終えた頃、まだ眠そうな目をこすりながら星がリビングへと入ってきた。
『うわ、もう時間ギリギリやし行かな!いってきまーす!』
そして…
すぐに隼人は慌ただしく用意をして会社へと出勤していった。
何故か一気に静かになったリビング。
テレビから流れて来る朝の情報番組の音だけが、ここに響いている。
『ママ、あさごはんたべよう』
そしてそんな静かなリビングに、いきなり星の大きな声が響いた。
『ママ!』
星はボーっとしていたあたしの手を握りながら、再度そう言うと、ダイニングテーブルの方へと引っ張っていく。



