でも、あたしは仏壇の前に座ることはしなかった。 ただ一日中、このリビングで、ずっと座ったまま。 毎日お供えをするのも線香をあげるのも隼人で。 洗濯も食事の支度も、この数日間隼人が全てやってくれてる。 何もする気になれなくて、動くこともできないあたしの代わりに、隼人は何を言うわけでもなくただ黙って全てのことをこなしてくれていた。 『おはよう、ずっと寝てないんか?』 でも、今日からは、そんな隼人も仕事が始まることになっていた。