『ママー!!』
涙を浮かべて俯くあたしを呼ぶ星の声に、ハッとなって我に返った。
あたしは……
結だけじゃない、星のママなんだ。
じんわりと浮かんだ涙を指先でそっと拭い、靴を脱いで。
すぐに星達のいるリビングへと歩いていった。
『星もパパも、おなかすいてない?』
並んでソファーに座っていた二人にそう声をかけると、『すいてるー!』と重なった隼人と星の声。
『じゃあちょっと待っててな、確かうどんがあったはずやから。すぐ作るからね』
キッチンに立ち、冷蔵庫を確認して。
家族みんなが好きなうどんすきの鍋を作った。



