『ありがとう、おかん。もう今日はここでいいわ』
お義母さんが運転する車が自宅の前に着いた時、助手席に座っていた隼人は運転してくれていたお義母さんにそう言った。
『でも……のぞみちゃんも疲れてるやろうし星のお世話とか』
『大丈夫、部長が一週間程度なら休ませてあげられるように動いたるって言ってくれたし。とりあえず俺がおるから』
『でも……』
『大丈夫やって。ちょっと家族だけでゆっくりさせてほしいねん。ごめんな、ちゃんと連絡はちょこちょこ入れるから』
隼人はそう言って助手席のドアを開けると、すぐに後部席のドアも開けて、星とあたしを降ろしてくれた。



