『のぞみ!』
それからすぐに隼人はあたし達のいた2階へと上がってきて。
足早にあたし達のもとへと駆け寄った。
でも、あたしが抱いていた結の姿を見た隼人は、目の前で立ち止まったまま…しばらく動かなかった。
『うそやろ……』
そしてそう口を開いたかと思えば、勢いよくあたしの腕から結を奪って。
『寝てんのか?……なぁ結!結!目開けろって!なぁ……お前…なんでこんなに冷たなってんねん…なんで…』
そう言って小さな結の体を力いっぱい抱きしめていた。
『…っ……』
隼人が泣いた姿を見るのは三回目。
一回目は星が生まれた時。
二回目は結が生まれた時。
そして―――たった今。



