この空に誓ったこと




『あの時な、私とにかく必死で…』




里沙が小さな声で話しだした。



流れ狂う泥水の中、里沙が和室へ向かって一番に里穂を抱き上げた瞬間、部屋中に泥水が溢れてきて。



どうしたらいいか分からないまま足元をふらつかせて必死で階段へと向かったこと。




飛鳥を置いて、先に里穂を2階に置きに行ったこと。




そして飛鳥を助けに行こうと階段を降りようとした時には、マコちゃんが星を脇腹に抱えながらあたしの腕を引っ張って一階から階段を上がってこようとしてたこと。




そんなマコちゃんを見て、里沙は飛鳥は!?なんで星とのぞみを助けて飛鳥を助けてないの!と叫んだこと。