その夜、里沙達が帰ってから星を寝かしつけたあと、隼人と二人でリビングにいた。





『結も二歳かぁ』


『可愛いやろうな、二歳の結』


『そやなぁ。俺らの娘やで?可愛いに決まってるやん』


『なぁ!結がさ、こうやって指先をほっぺに当ててたの可愛いかったやんな』


『おお!可愛かったなぁ。でも俺は結のタコみたいな口をする時が一番可愛いかったけど』





あたし達は二人して…


結のどこが可愛かったとか、そんな話をずっと話しつづけた。