立ち上がり、家までの道のりをゆっくりと歩きだした。 早く帰ろう。 大切な二人がいる、あの家に。 『ママー!!!』 『のぞみ!』 もうすぐ家にたどり着くというその時、目の前から駆け寄ってくる二人の姿とその声に、あたしは驚いて足が止まった。 星と…隼人。 二人が足早に…近付いてくる。 『ママー!』 そして星は、あたしのもとまでたどり着くと、勢いよく足にしがみついた。