『あぁ……ごめん。平日やろ?それは無理やわ』 帰ってきた隼人に、一応聞いてみた。 一緒に行ってくれないかなって。 でもやっぱり当然無理な返事が返ってきて。 『そうやんな。一人で見に行ってくるわ』 あたしは隼人に明るくそう言った。 本当は不安だったけど。 隼人も昇格して毎日忙しそうだし。 あたしも頑張らなきゃいけない、そう思った。