星達はなかなか寝付かなかったけど、結と里穂がスースー寝息を立てながら眠ると、だんだん目がトロンとしてきて続くように眠っていった。 『子供って起きてる時はうるさいけど寝顔めっちゃ可愛いやんなぁ』 『うん、天使に見える』 やっと四人が眠りについた時、あたしと里沙はそう言って微笑み合った。 天使。 本当にその言葉がぴったりな、あたし達の宝物。 かけがえのない、愛しい、大切な存在。 きっと世界一、宇宙一、 あたし達は子供を愛してると自信をもって言える。 自分よりも大切な…そんな存在なんだ。