ハッとなり顔をあげた。 『おい、大丈夫か?顔真っ青やぞ』 隼人はあたしの顔を見ると、驚いた様子で駆け寄ってきた。 『まだ無理すんな。ゆっくりでいいねん。ちょっと横なっとけ』 『うん……』 『ママだいじょうぶ?』 そんなあたしを見て…… 星は口癖のようになっただいじょうぶ?という言葉をまた口にしていた。 『星?ママはちょっと頭が痛いからそっとしててあげれるか?』 『うん!』 『よしっ、じゃあパパと朝ごはん食べよう』 『はーい!』