期待を込めたまなざし。





バスの中だし、心の準備も
してなかったし。





だからどうしても
恥ずかしくて、ちゃんと
した言葉は言えなかった。





あたしができたのは、
ただ顔を真っ赤にして、
コクンと頷くことだけ。






……恋にオクテなあたしの
……ううん。あたし達の、
情けない告白タイム。






でも、いいよね?



こんなのでも。



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