「……いいけどね。


つまりは、そーゆーこと。


だから今日、桃野さんから
誘ってくれたのさ。

内心では踊り出しそうな
くらい、嬉しかったんだぜ」




そう言って笑った
折原さんの笑顔は、
今までには見たことない
ような、少年っぽくて
かわいいものだった。




たしかに、これまでの
イメージとは違う。




でももちろん、
ガッカリなんてしない。





それどころか………


なんだかグッと折原さんが
近くなったみたいで、
嬉しいよ………。




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