腕を捕まれたままエレベーターに乗り込み、唯は22階のボタンを押した。

菜緒は突然ひっぱられたかと思うと目の前には唯の唇。
そぉ気付いた時には遅かった。
軽く唇に触れた後、直ぐに舌が侵入してきた。
「ぅんッッ…唯さ…んやめッッ…」

菜緒は唯から離れようと力を入れるが、あまりのキスの上手さに力が入らず、逆に唯の胸にもたれる形となり必死に唯のスーツを掴むしかなかった。

唯は腕に力を入れ、菜緒を支えながら激しいキスを続ける。
「まだ足りない…もっとだ菜緒…」

かすれた声が菜緒の耳に届く。
菜緒はただ必死に唯の舌に自分のを絡ませた…