「クスッ…何?言って」



躊躇いながら話すユウリを、愛おしく感じ優しく頬を撫でる。



「…あっ…あのねっ…たまには友達と出掛けたいの…ダメ?」



「なんで?」



劉兒の顔色が変わる…



ユウリは言ってしまった事を後悔したが、じっと劉兒を見据えて口を開いた。



「だっダメならいいの…でもっ…たまには女の子同士で話したり買い物したりしたいの…」



劉兒は「はぁー」と深い溜め息を吐いた。