「どうしたのユウリ?」



「何だか寒気がして…」



「大丈夫?劉兒さんにあっためてもらいなよー♪いいなぁ格好いい彼氏でっ」



「…じゃあ…代わる?」



「へっ?!なっに言ってんのよユウリっ」



「クスッ…冗談よ…劉兒が待ってるから行くわ…じゃあね」



咲は、一瞬だけ真剣な表情をしたユウリが気になった。



何もかも申し分ない男と付き合っているのに…?



「何故あんな表情を…」