─侵食─悪魔のような男


タオルで髪を撫でながら、劉兒の待つリビングへと向かう。



「俺はリビングにいるから…シャワーが終わったらおいで」



そう言われていたのだ。



少しの緊張感はあったが、劉兒の待つリビングへと向かった。



「うわっ…広っ」



広く開放的なリビング…重厚感のある黒い革のソファーに、ゆったりと座る劉兒がいた。



「ユウリ!ダメじゃないか…髪はちゃんと乾かさないと」