劉兒はユウリを後ろから抱き締めて、肩に顎をのせると「ふぅー」っと息を吐いた。 「今の僕は…偽りかな?でもね…君が好きな気持ちに偽りは無いよ」 耳元で囁かれる言葉は、あたしの脳を揺さぶる。 「劉兒さん…は本当は…物書きなんかじゃ無い…ですよね?」 「ふっ…気付いてた?そう物書きなんて嘘だよ…」 本来の自分で無いことを、あっさりと認めた劉兒。 「じゃあ一体…」