「俺だ…ご苦労だったな?あの部屋を引き払って荷物を家に送ってくれ…」 『わかりました』 勝手な事をしてユウリに嫌がられるだろうか? いや…何とかなるだろう他に頼るものもいないのだから。 あそこは危険だからとか何とか言って誤魔化せばいい… 「…くっ…上手くいったな」 劉兒は上機嫌で寝室へと再び足を運んだ。