ふと目を覚ますと劉兒がユウリのお腹を撫でていた。



「んっ…劉兒…何してるの?」



「起こしたか…わるい」



ユウリは「いいよ」と首を振り伸びをした。



「楽しみだなぁ…」



「何が?」



ニコニコと笑う劉兒を、ユウリは不思議に思った。



「ハネムーンベイビー♪」



「……………」



あぁそうだった…とユウリは顔をひきつらせた。