†††† ††† 帰国した2人を待っていたのは、慌ただしい日常だった。 『休みやったんだから仕事しろ!』と、劉兒は暢に引きずられて行ってしまった。 「いいこで待ってろ…出来たらご褒美やるから」 耳元で甘く囁いてから… 「ご褒美…」 それだけでぶるっと身体は震え、芯が疼く感覚に捕らわれる。 「…やだっ……///」 次第に熱くなる頬を押さえ、ユウリはベッドに倒れ込んだ。 そしてそのまま目を閉じ眠ってしまった。