「そう言えばあの時乗って行った車は?」



「暢に任せた」



この自己中で悪魔のような男によく付き合えるな…ユウリは"暢さん尊敬します"と心の中で思っていた。



「そんなことより…お前が欲しい」



「えっ!やっここで?!ちょっ…劉兒っ…んっ」



誰かに見られたら…ユウリの抵抗も虚しく、劉兒に組み敷かれてしまった。



†††††
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「もーう劉兒のバカっ!」



「そんな事言って…良かったくせに」



ニヤッと意地悪な笑みを浮かべる劉兒。