マスター本当にこの人は信用できますか…? 心の中で問いかけてみても、返事などあるはずがなかった。 少し緊張しながら劉兒を部屋へと招いた。 「散らかってますけどどうぞ」 「じゃあ…お邪魔します」 ユウリに背を向けた劉兒はくっと口の端をあげ笑っていた。 遂に足を踏み入れた領域…優しくて誠実な男を演じ続けるのも正直限界がある。 そろそろだな… ふとユウリの携帯が鳴り響いた。