うっすらと笑みを浮かべる咲の目線を追った。 一也が教室を出て行く後ろ姿が見えていた。 「あっ…ユウリっお帰り!」 何か吹っ切れたようなそんな笑顔を向ける咲に、ユウリは一也の事を聞くのはやめた。 一也と何かあるのなら、ちゃんと自分に言ってくれる筈だから。 咲を心から信用しているユウリは、「ただいま!」と笑って応えた。 ††††† †† 気が付けば放課後… 久しぶりの学校と咲との再会の嬉しさも手伝い、あっという間に時間は過ぎていた。