なんて強情なんだ?!こんな状況下だが、劉兒はユウリの新たな一面が見れ嬉しかった。



「はぁー…お前には負けたよ…わかった何とかしてやる…だから一緒に帰ろう」



「駄目よ…あたしはあのマンションには帰らないわ」



「言うと思った…別のマンションを用意してるから…だからおいでユウリ」



劉兒は万が一の為に新しいマンションを用意していた。



用意しといて良かったぜ…



ほっと胸をなで下ろし、ユウリに手を伸ばす。



本当に言うことを聞いてくれるだろうか…



半信半疑のままユウリは劉兒の手をとった。