「咲の手引きだろうなぁ…ユウリが姿を消したのは…」 「咲が手助けを?」 「お前おかしいと思わないか?咲は言いなりになる程お前が好きだった筈だろ?」 「はぁ…まぁ」 「なのにあっさり離れていった…ユウリが消えてから」 んっと眉根を寄せ一也は口を開いた。 「…そう言えば咲がユウリさんを探したり心配する素振りを見せたのは最初の頃だけです…」 最近の咲は、ユウリのことなど忘れてしまったかのように毎日を過ごしている。 俺のことも、視界にいれず近寄りもしない。