「ジョン…いいこね♪」 しゃがみこんで頭を撫でると、ジョンも嬉しそうに尻尾を振り、ユウリの顔を舐めた。 「ジョンも綺麗な女の子には弱いみたいだ…」 正也がジョンに軽い嫉妬心を覚えたのは言うまでもない。 それから3人と一匹は歩きながら話していた。 「真理子さんと咲のママは姉妹なんですね!」 そう…真理子は咲の母親と姉妹。 そしてユウリをここに来させることを頼んだのは、他でも無い咲なのだ。