「今日もバイト?頑張るわねーたまには息抜きしたら?」 「そんな暇ないの!生きてく為には働かなきゃ」 「ママがユウリを連れてこいっていってたからさぁ…またおいでよ?遠慮はいらないからね」 「ありがと咲…またお邪魔するからお母様に宜しく伝えて?」 「了解!じゃ頑張って」 親友の咲に手を振り、あたしはバイト先の喫茶店へと急いだ。 高校生のあたしを快く雇ってくれ、とても良くしてくれるマスターには感謝している。 カラン、コロン…