「何考えてる?」



ユウリの髪を撫でながら劉兒は問いかける。



「…劉兒酷いよ…あたし初めてだったのに…」



「ごめん…俺だって初めてなんだこんなに欲しいと思ったのは…はぁー…もうお前以外いらない…」



劉兒は溜め息を吐き出して、悩ましげにユウリを見つめる。



その眼差しにドキンとするユウリ。



それを悟られないように口を開く。



「シャワー浴びてくる…」